航空機騒音の評価指標(LdendB(A))
LdendB(A) [day-evening-night average sound level:終日等価騒音レベル]
FAAが公式に使用する評価方法であり、等価騒音(Leq)に夕方の時間帯(19:00-22:00)は5dB、夜の時間帯(22:00-07:00)は10dBのペナルティを課して評価する方法です。
- 航空機の終日(昼間、夕方、夜間)等価騒音レベルは、1日単位で毎回の航空機通過時に背景騒音より高い状況で測定したSEL値に夕方と夜の時間帯にそれぞれ+5dBと+10dBのペナルティを課して合計したSEL値の平均値
- T : 航空機騒音測定時間(=86,400秒)、TO : 基準時間(1秒)
- i : 7時から19時まで測定した騒音暴露レベル、j : 19時から22時まで測定した騒音暴露レベル、k : 22時から7時まで測定した騒音暴露レベル
航空機騒音の測定指標は、関連法改正(2023年1月1日施行)*により、加重等価平均感覚騒音レベル(WECPNL**)から時間帯補正等価騒音レベル(LdendB(A))に変更されました。
*「騒音・振動管理法施行令」及び「空港騒音防止及び騒音対策地域支援に関する法律施行令」改正
** WECPNL(Weighted Equivalent Continuous Perceived Noise Level) : 航空機が通過した時に測定された最高騒音度に昼・夜・深夜の時間帯別運航回数を加重して算出する方式です。
航空機騒音に関する国際機関の資料
より詳しくは関連ホームページをご覧ください。