2008年に設立された仁川国際空港公社人材開発院(Incheon Airport Aviation Academy、以下IAAA)は、世界各国の航空専門家を対象に教育を実施しています。IAAAが提供する機関認証教育、カスタマイズされた教育など様々な教育プログラムは、教育実習生が実際の職務状況で直面する問題を解決するのに役立つよう、業務能力と密接に関連した実務中心の知識、事例研究、空港現場点検など、実践的な内容で構成されています。IAAAAでは、各分野の専門家で構成された講師陣を保有・育成し、教育実習生に空港運営のノウハウと専門知識を伝えるために努力しています。

人材開発院は、2023年現在、アジア・太平洋地域で唯一、世界3大国際航空機関であるACI(国際空港評議会)、ICAO(国際民間航空機関)、IATA(国際航空運送協会)から教育機関認証を受けた航空専門教育機関として、現在までに世界150か国1万人以上の航空関係者に様々な教育課程を提供してきました。
2011年3月に世界で初めてICAOからICAO TRAINAIR PLUS教育機関として認証を受け、2022年に世界空港で初めてICAOとACIから共同認証プログラムへの参加資格を取得しました。

人材開発院は韓国・海外の教育機関だけでなく、政府、民間機関とのパートナーシップを推進し、教育協力の範囲を拡大しています。航空産業の発展と専門人材の育成という共通の目標のもと、協力機関と現地講義、招聘研修、コンサルティング事業などを行い、空港運営のノウハウや専門知識を交流するなど、実質的な成果を上げています。