透明性の高い公正なコーポレートガバナンスの確立

ステークホルダーの意思決定への参加と倫理経営の向上のために、
仁川国際空港は、2025年まで公共機関総合清廉度1等級の達成を目標として掲げています。

透明性の高い社会を導くクリーンな
仁川国際空港

仁川国際空港は、企業のコア・バリューと連携した倫理経営のビジョンを確立し、ステークホルダーおよび空港全体において倫理文化を広めることで、信頼される仁川国際空港になるために努めています。

倫理

制度・人・文化の革新により、いつでもクリーンな仁川国際空港を具現化

中長期ロードマップ

2021年~2022年
内部のパラダイムシフトに向けた企業倫理と
経営システムの強化
2023年~2024年
倫理経営に向けた総合体系の構築
(子会社およびステークホルダーまで拡大)
2025年~2026年
クリーンな空港と倫理経営の実現
(One Airportの具現化)

中長期推進目標

倫理経営体系の高度化
内部清廉度を4等級から3等級に
腐敗発生件数ZEROを実現
倫理・遵法経営 K-CPのA等級を獲得
倫理経営模範機関に飛躍
総合清廉度を3等級から2等級に
腐敗発生件数ZEROを維持
倫理・遵法経営 K-CPのAA等級を獲得
公共機関における最高水準を達成
総合清廉度の最高等級を獲得
腐敗発生件数ZEROを維持
倫理・遵法経営 K-CPの最高等級を獲得

制度的基盤の強化

腐敗防止インフラ

集中監察
契約上の構造的な癒着、
現場での不正防止の監察
報告の活性化
報告者の保護義務違反に対する処罰の基準を設計、
報告方法の広報
清廉市民監査官
弁護士、会計士など、外部の専門家をオンブズパーソンに任命し、
不当な制度などの是正を要求
清廉教育
腐敗防止、清廉教育、
個人的利益追求の根絶のための行動綱領
  • 不正行為への厳しい処罰
  • 社内全体に対する規定違反事例を告知

利害相反防止のための
関連規定を整備

役員や不動産関連部署に
所属する社員の不動産の取得を制限

適用対象
社長、副社長、監査委員、
常任理事、不動産関連部署の社員
取得制限地域
仁川国際空港の周辺地域(雲西洞、龍遊洞)

人権は、
すべての人にとって当然の権利

誰でも人権が尊重され、保護される仁川国際空港を作るために、
独自の価値体系を策定し、差別化された人権経営を完成させています。

ビジョン
仁川国際空港、人権経営に価値を加える
スローガン
人権の新しい基準、仁川国際空港

中長期ロードマップ

戦略&主要活動

信頼できる人権経営
[制度および組織]
  1. 人権体系の構築、拡大
  2. 人権推進組織の強化
一つになる人権意識
[教育および文化]
  1. 人権経営の教育
  2. 人権文化の拡大
  3. 人権情報の共有
行き届いた人権保護
[評価および褒賞]
  1. 人権影響評価制度の運営・拡散
  2. 人権診断、認証制度
推進組織
人権経営委員会、人権侵害救済委員会、人権経営推進団
モニタリング
人権影響評価、人権経営水準診断、ISO26000
  • 83.7点(A等級)
    CHRBベンチマーク人権水準診断
  • 93.1点
    ISO26000による診断結果(2021)
  • 0件
    人権侵害発生件数(2020)

人権侵害
救済制度の運営

一人一人の人権を守り抜くために、仁川国際空港は、
人権侵害報告センターと人権侵害救済制度を遺漏なく運営しています。

人権侵害報告センター運営

人権侵害救済手続き

公正な競争、
公正な待遇に取り組みます

公正な競争に基づき、貢献についてしっかり待遇する公正取引文化を設計して広め、空港のスタッフと共生する未来へと歩みます。

48

公正取引推進課題数

100%

課題遂行完了率

不公正な取引文化を根絶
  • 国民の取引文化の改善
  • 協力会社との取引文化の改善
  • 民間企業との不公正取引行為の遮断
  • 公正取引の自立的遵守
公正取引文化を先導
  • 模範的取引モデルの構築・拡散
  • 公正取引自立遵守(CP)の拡大
同伴成長システムを構築
  • R&Dなど革新技術の育成
  • 中小・中堅企業との共生を推進

公正な業務遂行、
公企業初の2回連続CP・A等級を獲得

仁川国際空港は、公正取引自立遵守プログラム(CP)を導入して以来、2021年にA等級を獲得し、先導的に
公正取引を遵守しています。

模範的取引モデルの拡散
中小企業の代金支給を保証し、現金の流動性を改善する共生決済制度、中小企業の技術保護のための秘密保持契約などの活用度を向上
成果と協力利益の共有
スマートファクトリーなどを支援し、
中小企業との20件以上の成果・協力利益の共有協約を締結し、主要事業と連携して制度を拡大
課題のフィードバックと高度化
公正取引委員会の模範的取引モデルと
政府の政策などを総合的に反映した、
公正取引文化のための新規課題を発掘・拡大
ミッション
ESG経営、倫理経営、厚生文化拡大のための、
世界の一流公企業としての成長基盤の整備
ビジョン
企業における自律的な公正取引文化の定着
課題のフィードバックと高度化

国民の参加とオープンコミュニケーション

仁川国際空港は、多様な委員会と革新団の活動を通じて、専門家と国民が直接参加できるコミュニケーションシステムを構築しました。

ESG委員会

体系的なESGの推進および経営の透明性向上のため、理事会傘下に「ESG委員会」を設置し、ESG経営体系を強化しました。

構成
理事(5人以内)
役割
審議+諮問(2021年8月)
  • 審議:ESGの中長期・年間推進計画、
    主要事業の執行事項、新規事業の妥当性など
  • 諮問:ESG経営政策の方向性、
    懸案に対する諮問およびアイデア提案など
運営周期
毎四半期

市民参加型革新団

国民の参加によるボトムアップ式問題解決と、
革新性と創出のために専門家、地域社会、協力会社、旅客など、様々なステークホルダーで構成された、国民による協議体を運営しています。

仁川国際空港の顧客委員会

一般の国民を対象としたサービス改善案の提案、
モニタリング活動の遂行

  • ターミナルサービスの施設見学および改善事項の発掘
  • 空港サービスにおける各分野の改善案の提案および討論
  • 頻度の高いVOCに対する意見・改善事項の発掘
  • アンケート・インタビューなど

国民とコミュニケーションを取る空港、透明性の高い情報公開示により実現

国民に当公社の運営全般におけるありの
ままの情報を積極的に開示し、国民の知る権利を
保証するとともに、行政責任を果たします。

情報公開ポータルに移動する

リスト情報の開示
当公社が作成した文書の全体リストを、
作成翌日にホームページに開示
情報の事前公表
国民から求められる前に、
監査倫理、企画財政、法務・労務、人事・総務・会計などにおいて 国民が必要とする情報を先回りして積極的に選定し、事前に開示
原文の公開
公社の役員によって決裁された、
国民から請求されていない公開文書に対して、
情報公開システムから原文を公開

* 公企業、準政府機関(2016年3月~)

情報開示請求
誰でも希望する情報があれば、
情報公開システム(open.go.kr)から原文の
照会や公共機関への直接請求が可能
【情報開示率】* (全体+部分開示)=請求処理件数×100
  • 国民の知る権利を保証
  • 行政監視の拡大および透明性の高い行政を実現
  • 国民の国政への参加を拡大

すべての人を対象とした公共データの公開

仁川国際空港は、お客様と国民が希望するデータを発掘・公開し、満足度調査と大会など 様々な方法を通じて、データ利用の活性化のために最善を尽くしています。

  • 大会の開催

  • 若者に雇用経験を提供

  • 良質なデータの確保

  • 公共データの公開に向けた努力

継続的なデータ公開の拡大と
利用活性化に向けた努力

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